上社(かみやしろ)城

城址の北端に位置する観音寺

 

2017年4月9日撮影


◆別名:

前山城

 

◆所在:

名東区上社

 

◆交通:

 

◆歴史:

加藤勘三郎が築いた城館である。

勘三郎は文明元年(1469年)頃に高針城へと移り住んでいるため、応仁年間(1467年~1468年)以前に築かれたと考えられる。

 

高針城へ移った経緯は不明であるが、その後の上社城には一色城の柴田勝重(柴田勝家の祖父)が入っているため、一帯を支配していた柴田氏によって移されたと考えられる。

 

なお、この地の加藤氏は代々勘三郎を名乗っており、何代目かの子孫は本能寺の変の際に、織田信忠と共に二条城にあったと言われている。

 

◆現在:

観音寺から上社公園までの一帯に城館があったと言われているが、遺構等は存在しない。

城址から1.2km程北東にある了源寺には加藤勘三郎の墓が藤森城主小関三五郎の墓と並んで建てられている。 


観音寺本堂前から、上社公園方面を撮影。

現在は宅地化されているが、当時は丘陵地の狭間にある隠れ谷のような地であったと言われている。


了源寺に残る加藤(賀藤)勘三郎の墓(左)

隣は藤森城主小関三五郎の墓