御器所東(ごきそひがし)城

御器所東城近辺に残る祠

 

2017年3月6日撮影


◆別名:

 

◆所在:

昭和区御器所3丁目

 

◆交通:

 

◆歴史:

佐久間氏に仕えた服部将監の城と言われている。

明治時代の地図に、御器所西城の南東に御器所東城の記載があるが、明確な位置は不明。

 

服部将監に関しては、伊賀服部氏の支流と言われているが、明確な系図は伝えられておらず、荷之上城を中心に尾張南西部を支配した服部党の出自(先祖をたどれば同族と言われている)と言う可能性も否定はできない。

また、桶狭間の戦いで今川義元に槍を付けた服部小平太も服部党の出自と言われている。

 

◆現在:

御器所近辺の小高い地が城跡と言われているが、遺構などは残されていない。

周囲から見ると、最高地点の部分に土塁の一部のような高まりがあり、祠が祀られている。