大高(おおだか)城

2014年12月15日撮影


◆所在:

名古屋市緑区大高町字城山(大高城址公園)


◆交通:

城址公園に至る道は何通りかあるが、いずれも道幅は狭くて車の通行は困難。

JR大高駅近辺に車を停めた場合は、駅の西にあるロータリーに出て道路を渡り、北側に見える大高駅西の交差点(六差路!になっている交差点)の手前にある路地を南西(斜め手前に戻る)方向に進む。

右に小学校のグラウンドと八幡社が見えてくるので、そのまま直進すると、川を渡った突き当りがT字路になっているので左に曲がると、次のT字路の角に秋葉神社と散策路の看板が立っていて、大高城までの道筋も記載されている。看板のある路地を入り、2本目を右に曲がった先が大高城址公園となっている。


◆歴史:

築城年代は不明だが、南北朝時代にはすでに存在した城。

戦国時代には尾張の織田氏と三河の松平氏、その後ろ盾となっていた今川氏との間での争点となった。

桶狭間の戦いでは松平元康(徳川家康)が織田方の包囲網の中、兵糧を運び込んだ事でも有名。


◆現在:

桶狭間合戦当時は城の手前まで海岸線が迫っていたが、現在は埋め立てが進み、本丸と二の丸、曲輪、土橋や空堀などが住宅地の中に遺構として残っている。また、二の丸曲輪からは鷲津砦丸根砦を見る事ができる。

城跡まで入る道は狭く、車の通行は困難なため、JR大高駅から徒歩での訪問がおすすめ。


二の丸広場にある祠